
読者モデルのほんの一例だけを示しましたが、他にも読者モデルについての情報はあります。 読者モデルの注目度が高まり露出することが多くなって、その人気もどんどん上昇していった背景は、「読者モデル」という肩書きが、読者モデル本人の希望と、出版社側の意向と、読者が示す興味とが一致していることがあります。応募後には、選考がいくつか行われ、その中からふさわしい人を決定するのです。出版社の意向を考えると、最新の流行をいち早くキャッチし、読者が興味をもち、参考にしたり憧れる存在となったりすることが重要でしょう。雑誌によって、読者が求める興味の対象は異なるので、そのことも考慮する必要があるのです。
「CanCam」は、小学館から1982年に創刊された、OLや女子大生向けの女性ファッション雑誌で、20代前半の女性を対象とした“赤文字系雑誌”の代表格となっています。内容は、ファッションやコスメをはじめ、コーディネート、ダイエット、恋愛相談、ライフスタイル、占い、映画情報など、若い女性が関心のあるさまざまな情報が掲載されています。「CanCam」という雑誌名は、英語の「?できる」を意味する助動詞“Can”と、名詞“Campus”(キャンパス)を組み合わせたもので、その意味は、「キャンパスのリーダー的な存在になるように」というものです。CanCamは、セレブ系カジュアルを主に紹介しているので、「読者モデル」の選考は、読者が憧れるようなセレブ系の女性が選ばれやすいようです。
CanCamの発売日は、地域によって異なりますが、関東地方は毎月23日です。定価は620円です。2006年には、春と秋に「お姉さん系CanCam」が別冊として発売されましたが、これが完売するほどの好評を博したことから、CanCamの姉妹雑誌として、月刊誌「AneCan」が2007年3月7日に本格的に創刊されました。「Ray」は、主婦の友社から1988年に創刊された、OLや女子大生などの若い女性向けのファッション雑誌です。